【ペンの光】2015年9月号「規定部」の練習 その2

 

9月号規定部の練習です。

前回の練習で、使用する筆記具を三菱鉛筆 / uni-ball SigNo 0.38mmか、PILOT / HI-TEC-C 0.4mmにすることを決めました。

 

《前回の記事》

 

三菱鉛筆 / uni-ball SigNo 0.38mmでの練習

f:id:jpenpen:20150829063715j:plain

 

普段から使いなれているボールペンなので、とても書きやすいです。

インクの発色も良く、見栄えのする作品が書けそうです。

 

PILOT / HI-TEC-C 0.4mmでの練習

f:id:jpenpen:20150829124428j:plain

 

HI-TEC-Cはあまり使わないのですが、ニードルポイントでとても書きやすいボールペンです。

書き心地という点では、uni-ball SigNoを上回るかもしれません。

ただ、uni-ball Signoやサラサに比べると、インクの出が安定せず、かすれる時もありました。

そうした理由から、今回はuni-ball SigNo 0.38mmを使用します。

 

ボールペンを選ぶうえでのこだわり

一般的に、ボールペンにおいて最も重要な点は、書き心地の良さとされています。

ですが個人的に、書き心地よりも優先する要素があります。

それは、

  • インクの見た目がはっきりしていること
  • インクの出が安定していること

の2点です。

もちろん、書き心地も重要な要素なのですが、それ以上にインクの見た目とインクの出の安定は重要だと考えています。

その理由は、技術でカバーできるかできないかの違いです。

多少書き心地が悪いボールペンだとしても、書き手に技術があれば綺麗な字は書けます。

書き心地の悪さは、技術でカバーできる要素です。

(最近のボールペンは高品質なので、極端に書き心地の悪いボールペンは無いと思います)

 

ですが、インクの見た目やインクの出の悪さは、どれだけ書き手に技術があろうとカバーはできません。

極端な話、インクのボールペンを使って、黒い字を書くことは誰にもできません。

インクの出ないボールペンを使って、はっきりとした字を書くこともできません。

これらの要素は、技術でカバーできない要素です。

私はペンを選ぶ際は、技術でカバーできない要素を重視するようにしています。

もちろん、技術でカバーできない要素を踏まえた上で、書き心地の良いボールペンを使うようにしています。

そうしたことを考えた結果、私はuni-ball SigNoを常用しています。

 

今回、HI-TEC-Cを使用してみて、ニードルポイントの書き心地の良さに驚きました。

ぺんてるのハイブリッドテクニカもニードルポイントで、私の好きな顔料ゲルインキボールペンだそうなので、買って試してみようと思います。

 

 《次回の記事》