【ペンの光】2016年3月号「規定部」の練習 ~完成~

 

3月号「規定部」の練習です。

今回の課題文は、「お世話になりまして」(楷書、縦書き)です。

ひらがなが多めの文なので、それほど難しくないと思っていたのですが……。

 

出品候補

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三菱鉛筆 / uni-ball SigNo 0.28mmを使用しました。

 

早速ですが、出品候補作品です。

左の作品は、「話」のごんべんのバランスが悪く、「なりま」も傾いてしまっています。

右側は、「話」が過大になってしまった所以外は、個人的に満足していますが、いかんせん「県名」と「氏名」のデキが悪過ぎました。

「三重」の「重」の字が左に寄り過ぎてしまいましたし、特に氏名のデキが酷く、出品できる物ではありません。

 

出品作品

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PILOT / スーパーグリップ 0.7mmを使用しました。

 

規定部の出品作品では初となる、油性ボールペンでの出品です。

課題のデキとしては、「お」と「な」が縦長になってしまいましたし、「話」が右に寄ってしまいました。

あまり良いデキとは言えませんが、県名と氏名は結構良く書けましたし、油性ボールペンを使用した作品を書きたいと以前から思っていましたので、こちらの作品を出品することにしました。

正直、出品候補の右側の作品の方が、課題文のデキは明らかに良いと思います。氏名のデキが悪くてもそちらを出品した方が良いのではないかという葛藤は大いにあります。

ですが、どの作品を出品するのかを選ぶことも、ペン習字においての大切な能力だと思いますので、もしこの作品の結果が悪かったとしても、「やっぱり、あっちの作品を出品していたら良かったな~」と思わないようにと、2ヶ月後の自分に言い聞かせておきたいです。

 

今回の課題文で難しかったところは、「話」と「なりま」でした。

私はごんべんが大変苦手で、「口」の接筆が曖昧になってしまうこともありますので、「話」という字はかなり難しく感じました。

「なりま」の3文字は中心を揃えることが難しく、縦の線が左に傾いてしまうことが多くありました。