ペンの光2018年8月号の出品作品です。
今月出品する部門は、規定部・漢字部・手紙実用部・筆ペン部・受験部の5部門です。
5部門以上出品するのは、2016年4月号以来3度目のことです。
規定部
ペン軸:東京スライダ/SL2001
今月からつけペンを使い始めました。
日光のサジクロームは、強弱がつけやすいので見栄えがしますね。
ちょっと線が細く感じますが、私は細字が好きなのでけっこう気に入っています。
漢字部
つけペン:タチカワ/T-44日本字
ペン軸:東京スライダ/SL1994
毎回苦労する漢字部ですが、今回はよく書けたかなと思います。
草書の火の払いは酷いですね…。
手紙実用部
ペン軸:東京スライダ/SL1994
苦手な連綿がある課題ですが、つけペンのおかげで書きやすく感じました。
筆記具:呉竹 / 万年毛筆八号
とにかく漢字が難しい課題でした。
あまり自信はないですね…。
受験部
つけペン:タチカワ/T-44日本字
ペン軸:東京スライダ/SL1994
横書きはバランスが取りにくく、特に普段あまり書かないカタカナをどれくらいの大きさで書いてよいのかがわかりません…。
ですが、つけペンのおかげか、これまでの中で一番良く書けたと思います。
感想
今月はかなり久々(2年4ヶ月ぶり)に5部門出品できました。
これほど多数の作品に出品できた理由は2つあります。
一つ目は、全日本ペン書道展に参加したこと。
二つ目は、つけペンを使い始めたことです。
全日本ペン書道展に参加し、数々の素晴らしい作品に感動しましたが、それと同時に自分の実力の無さを痛感しました。
また、授賞式や祝賀会で、先生方やペン習字を習われている方と交流し、来年もこの場に立っていたいという気持ちが強くなりました。
そのためには今のままではいけない、もっと鍛錬が必要だと感じました。
それに加えて、つけペンを使い始めたことも大きな変化でした。
つけペンを苦手とする人は多く居て、私も使う前から苦手意識がありました。
ですが、私にはつけペンが合っているようで、ボールペンやデスクペンに比べると格段に書きやすく感じます。
これまでボールペンやデスクペンを使用していた時は、一度も理想とする字が書けたことはありませんでした。
しかし、つけペンを使用すると自分が理想としていた字が極稀に書けるようになりました。
まだまだつけペンを使いこなせていませんが、使い続けていけば今よりも成長できると感じています。
私のように限界を感じている方は、自分の環境を変える、または使用している筆具を変えてみると、何か新しい気付きがあるかもしれませんよ。