少し前に、ぺんてる / Slicci 0.25mmを買いました。
Slicciを購入した理由は、0.3mmのゲルインキボールペンよりも細いボールペンが欲しかったからです。
Slicci
価格:200円+消費税
インク:染料ゲルインキ
ペン先:ニードルチップ
ボール径:0.25mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm
カラー:0.25mmと0.5mmは、黒・赤・青の3色
0.3mmと0.4mmは、ブルーブラックやピンクなどを加えた全15色
(2015年9月時点)
Slicciはペン軸がとても細い
Slicciの見た目は、シンプルなキャップ式ボールペンといった感じです。
ペン軸とキャップにボール径の大きさが書かれているのはわかりやすくて良いと思います。
上:ぺんてる / Slicci 0.25mm
下:三菱鉛筆 / uni-ball SigNo 0.28mm
Slicciとuni-ball SigNoを並べて見ると、ペン軸の太さの違いに驚きます。
uni-ball SigNoがとても大きく見えますが、実際にはSlicciが小さすぎるのです。
書き比べてみました
試し書きをしようと、Slicciを握ったところ、ペン軸の細さに違和感がありました。
不安を感じつつも書いてみると、ペン軸の細さは全く気になりませんでした。
上:三菱鉛筆 / JETSTREAM 0.5mm
中:ぺんてる / Slicci 0.25mm
下:三菱鉛筆 / uni-ball SigNo 0.28mm
Slicciの細さを比べる為に、油性ボールペンのJETSTREAM 0.5mmにも協力してもらいました。
見たところ、JETSTREAM 0.5mm=Slicci 0.25mm<uni-ball SigNo 0.28mmといった感じです。
インクの見た目としては、JETSTREAMの見た目の悪さが目立ちます。
黒というよりも、濃い紫といった見た目で、あまりはっきりとしていません。
油性ボールペンですので、仕方ないところです。
Slicciとuni-ball SigNoを見比べると、以外にもSlicciの方がはっきりとした黒色をしています。
上の画像では分かりづらいですが、実際に書き比べてみるとそのように感じます。
Slicciの欠点
ペンの光9月号「手紙実用部」の課題にSlicciを使用して、Slicciの素晴らしさはよくわかりました。
ですが、欠点が2つあります。
それは、
- 値段が高い(200円+消費税)
- 替え芯の販売が無い
この2点です。
ボールペンというものは消耗品ですから、値段が安いに越したことはありません。
ゲルインキボールペンであるuni-ball SigNo(150円+消費税)、SARASAクリップ(100円+消費税)に比べると、Slicciは明らかに割高です。
しかも、uni-ball SigNo、SARASAクリップともに、80円+消費税で替え芯が販売されていますので、この点を考慮しても、替え芯の販売の無いSlicciは価格面で大きく遅れをとっていると言えます。
Slicci 0.25mmの個人的評価
ぺんてる / Slicci 0.25mmを5段階で評価しました。
・Slicci 0.25mm 黒 ★★★★★
書き心地、インクの出方ともに良好で、インクがかすれたり、出なくなったりすることは、今のところ全くありません。
0.25mmという超極細でここまでインクの供給が安定することは素晴らしいと思います。
欠点として価格の高さを挙げましたが、それを考慮しても、Slicci 0.25mmは文句なしの5つ星です。
ですがそれは0.25mmに限った話で、0.3mm以上のボールペンですと、前述したuni-ball SigNoやSARASAの方が圧倒的にコストパフォーマンスが上ですので、個人的にはあまりオススメはしません。
(この記事に書いてあるボールペンの価格や評価は2015年9月時点でのものです)