油性ボールペンでも書けるようになるため、油性ボールペンを3種類買いました。
そして、その中から大変書きやすい油性ボールペンを見つけました。
ぺんてるのローリーです。
ローリー
価格:100円+消費税
インク:油性顔料
ペン先:砲弾チップ
ボール径:0.7mm、1.0mm
カラー:黒・赤・青
(2016年1月時点)
100円+消費税という低価格が魅力の一つです。
書き比べました
同じ0.7mmのボール径なのですが、ビクーニャの方が太く見えます。
おそらく、ビクーニャのインクフローが良いため太くなってしまうのだと思います。
両者とも擦れはほとんど無く、ボテもほとんどありません(少しはあります)。
ただ、油性ボールペンですので、始筆の部分で擦れてしまうことはあります。
書き心地としては、両者とも滑らかで書きやすいですが、ビクーニャの方がより滑らかです。
個人的には、ローリーの方が書きやすく感じます。
ゲルインキボールペンとの比較
ぺんてるのゲルインキボールペンとも比較してみました。
見比べると、ゲルインキの擦れの無さが目立ちます。
始筆から全く擦れていません。
起筆や接筆をきっちり書く必要のある楷書の場合は、油性よりもゲルインキの方が良さそうだ、と改めて思いました。
水をかけました
油性ボールペンの長所の一つは、耐水性があることです。
ですので、さきほどの紙に上から水をかけました。
その結果、一番目につくのは染料ゲルインキボールペンであるスリッチとエナージェルの滲みです。
文字が読めなくなるほどではありませんが、耐水性は低いです。
油性ボールペンであるビクーニャは、滲みは無いものの、筆記線の周りがオーラをまとったように赤くなっています。
それらに対して、ローリーとハイブリッドテクニカはほとんど変化がありません(ローリーは若干色が薄くなったように感じました)。流石の顔料インクです。
ローリーの個人的評価
ローリーを5段階で評価しました。
・ぺんてる / ローリー 0.7mm 黒 ★★★★★
従来の油性ボールペンの短所であった、インクのボテと擦れ、発色の悪さを全て改良したボールペンです。
なおかつ、油性ボールペンの長所である耐水性も損なわれていません。
油性ボールペンが苦手な方に是非試してもらいたいボールペンです。
(この記事に書いてあるボールペンの価格や評価は2016年1月時点でのものです)